卒業研究のテーマ決めの準備:当たりの付け方
当たりを付ける
=そのテーマで卒業研究をするうえでの実現可能性を見定める。調査ができるか、オリジナリティを出せるか。
たとえば、最低2回のフィールドワークが可能か:日本国外はコスト的に容易ではない。また、すでに多くの人が取り組んでいる研究ではオリジナリティが出しにくい。
当たりの付け方
自分が関心を持っているテーマについての先行研究を調べる。早いうちから始めてほしい。
①図書館でそのテーマに関する本がたくさんある本棚を見つけ、片っ端から本を見ていく。その際とくに教科書(「何々学入門」や「何々学を学ぶために」など)に注目する。
②Google Scholarやciniiなどで学術論文の状況を調べてみる。多すぎてもダメ(オリジナリティを出しにくい)、少なすぎてもダメ(参考にできる研究がない)。
③総合学会室でいままでのゼミ論文をチェックする。
④新聞記事データベースで基本的な情報を集める。
⑤ニュースアラートを設定する。多すぎてもダメ(処理しきれない)、少なすぎてもダメ(データが集まらない)。