記事レビュー:京都駅のコインロッカーについての報道(by M.K.)
この日本経済新聞の記事は、訪日外国人の増加への対応策として、京都駅周辺のコインロッカーの空き情報を多言語で検索できる端末が同駅に設置されたことを伝えている。
他のメディアの記事と比べると、日本経済新聞の記事には誤解を招くような部分があることが分かる。この記事は、“検索用の端末を設けたのは、大阪駅、新大阪駅に次ぎ、関西では3駅目”と伝えている。
しかし、たとえば下記の産経新聞の記事では、“すでに大阪駅と新大阪駅で日本語と英語による同様のサービスを始めており、京都駅では新たに中国語と韓国語にも対応した”となっている。日本経済新聞の書き方だと、大阪駅と新大阪駅にも京都と同じ検索端末があると勘違いしてしまうであろう。
こうしたサービスはありがたいものだ。私自身も、京都駅でコインロッカーの空きが見つからず困ったことがある。上述の報道の違いは、一見大したことがないように思えるかもしれないが、旅行者はもちろんツーリズムに携わる人には大きな意味を持つものであろう。